アースミュージック&エコロジーの経営学: 売上高10年で22倍 100%正社員女性9割

kouです!

最近読んだ本の紹介をします。

 

宮崎あおいのCMで一気に知名度をアップさせたストライプインターナショナル

石川康晴さんの本です。

彼の経営哲学が満載です。

 

○TVでcmを流すことは採用に良い影響がある。周囲から知名度があることはcmが流れたらそこで働いている友人を思い出し親しみを持つから。

イクメン推進休暇として10歳以下の子供をもつ男性は、月に1度休み奥さんの手伝いをする。

○小型店舗の方が在庫の流動性がよくシーズンごとの流行が激しい為、婦人服は小型店のほうがリスクが低い。

 

東日本大震災の時内定取り消しになった人を採用、引っ越しや住宅費を負担。大変な時に助けを差し伸べてくれた、会社に対しにやる気が増す。

 

○70㎡以下の店舗をうまく回せればすべてうまくいく。

 

○売れる色に絞り在庫回転数を追及

 

松下幸之助の売れなければ掃除しろに共感

 

○3-5年に一度大きな改革、時の流れでブランドと顧客が年齢を重ねるため同じままでは需要に齟齬が生じるためブランドの若返りが必要。

 

○ 4時間正社員を採用で既婚女性を戦力化

 

○女性9割の会社女性がメインの顧客なので、常に女性目線で経営していく。

 

○全員正社員契約社員がいるとやる気がなくなっていく。人材は調整弁ではない

 

○中国の経営者は話が大きい人が多くどこまでが計画でどこからが構想なのかわからない。

 

○中国はニッチなマスをターゲットにセクシーでクールなものがマーケットの中心、だがそもそも人口が多いのでニッチがマスになる。

 

○自社は先行者利益が高かった。spa転換が1,2を争うほど早かった。gapを参考に川上から川下までサプライチェーンを組めるしブランディングもしやすい。

 

○パッケージ化された飲み物で水を除き砂糖が入っていないものを出したのは伊藤園が初

 

○当時はファッションビルを中心に出店していたが駅ビルにいち早く店舗展開

 

zaraは売れているものしか作らない。ユニクロは必勝の服しか売らない、自社は両方を適宜判断しながら売る。

 

○自社は知性と低価格のハイブリッドである。車で例えるとプリウスを目指す。

 

純利益の1%を消費地生産地に対する社会貢献に充てる

 

などなど

特に3-5年で大きく変えるってのはなるほどと思いました。自分の見た目は変わってるのに、なかなか昔の服って着るのに勇気いりますもんねー(笑)

 

最近ではメチャカリなどのネットビジネスも初めてどんどん成長しています。早く株式上場してくれないかなー